今日は、朝日新聞にあった「古着 こう着こなしちゃえ」の記事について紹介して、ある日本人大学生がどうやって環境啓発的なメッセージを効果的に高められたかということを考えてみたいと思います。
西南学院大学で経営学を勉強している大学生が今年の10月11日に古着のフリーマーケットを出店しました。商学部経営学科のゼミの2、3年生が資源の再利用を自分達の世代に訴えるために主催しました。テーマは「おしゃれにエコ」で、30歳以下の若者が対象でした。
このイベントは「環境啓発U(アンダー)−30」というプロジェクトにフリーマーケットの企画を採用されて行われたものです。それで、このフリーマーケットは環境啓発U−30の実行委員会との共催になりました。
学生達は「古着を買っていらなくなったら更に再利用して下さい」という環境啓発的なメッセージを伝えていました。社会的責任のメッセージも伝えていて、フリーマーケットからの売り上げの一部を市内の恵まれない人々に寄付するらしいです。
たいていの大学生にとって再利用はあまり面白くないかもしれないけれども、その一方で、ほとんどの大学生は「ファッションや買い物ほどいい物はない」と考えているようにみえます。それで、再利用をファッションと買い物に関連付けるとすれば、環境啓発的なメッセージが効果的に高められるはずです。
私の意見では、環境啓発を高める方法というものはよほど参加しやすく楽しめる方法ではないと、効果的にならないと考えます。例えば、フリーマーケットを主催 した学生が「私達の再利用のイベントに来てください!再利用の方法を習いましょう!」というように広告したとすれば、たぶんそのフリーマーケットは成功し なかっただろうと思います。しかし、環境啓発を大学生が好きなファッションに関連付けたからこそ、フリーマーケットは成功だったという気がします。それで、こ のことから30歳以上の成人を対象として別のもっと大人っぽい古着屋を出店するとすれば、日本の環境啓発がどんどん高まるということになると言えるのでは ないでしょうか。
最近アメリカも日本も経済が悪くなってきたという理由と環境啓発的な理由で古着屋も古着を買う人も増えてきました。皆さんはこの頃古着を買うことがありますか。その理由は何ですか。私は現在の傾向に関心があるので、これについて皆さんの意見を聞いてみたいと思います。
単語リスト
再利用(さいりよう)= recycling
意識(いしき)= consciousness
環境啓発(かんきょうけいはつ)= eco-awareness
出店(しゅってん)する = to open a shop
資源(しげん)= resources
訴える(うったえる) = to bring to (someone’s attention)
主催(しゅさい)する = to host, to organize
企画(きかく)= design
採用(さいよう)する = to accept, to adopt
実行委員会(じこういいんかい)= executive committee
共催(きょうさい)= joint sponsorship, co-host
更(さら)に = again
社会的責任(せきにん)= social responsibility
売り上げ(うりあげ)= proceeds
市内(しない)= local
恵(めぐ)まれない人々 = the disadvantaged, the underprivileged
寄付(きふ)する = to donate
(記事を以下に載せておきました。)
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古着 こう着こなしちゃえ
2009年10月13日
■天神、学生フリマで競演大 学生が古着を売って同世代に資源の再利用を訴えるフリーマーケット「エコフリマFrom西南」が11日、福岡・天神の天神中央公園で開 かれた。西南学院大商学部経営学科の佐藤正弘准教授のゼミ生(2、3年生計30人)が主催。学内のサークルやクラスなど7団体が30歳以下の若者向けに古 着屋を出店した。
古着には、ブランド名や元値、元の持ち主からのメッセージを記したタグを付け、学生がコーディネートを提案しながら販売。モデル役の学生らが自慢の古着コーディネートを披露するコンテストも会場を盛り上げた=写真。売り上げの一部は市内の福祉施設に寄付するという。
学生代表の3年、中場温子さん(20)は「『おしゃれにエコ』がテーマ。古着を買って要らなくなったら更に再利用して下さい」と話した。
この催しは、今年度の同市環境啓発U(アンダー)―30事業に企画を応募して採用され、市や企業、学者らでつくる環境啓発 U―30実行委員会が共催。
ジェンさんの発表も作文もとても面白かった。本当に楽しめた!よくできた!
ReplyDelete私も古着を探したり着たりするのが大好きね。特に古着のドレスが好き。なんとなく古着屋で他の店よりよくいいドレスを探すことが出来る。
私は環境のために皆が様々な再利用の方法に参加するのがいいし、そのような再利用は使った紙を再利用することと同じやはり大切だと思う。
きたじょうさんとおださんの発表は面白かった。
ReplyDelete私は古着の店がいったことはないんですが、行ってみたい。
昔、私はある日本のテレビ番組で、人が古着を買ってその買った服をリメイクされ、服がおしゃれになった。とても面白い番組でした。
とても面白かった発表だった!UWの大学生がそんのような店を作ったら私はもちろんその店で服を買う。私にとって、それは本当の再利用だし環境啓発ができるし大学生は自分の住んでいる人に手伝えるからとてもいいことだと思う。それから、大学生が社会的なことができることをみえば、他の町の人々は自分ができることの自信が上がって同じような社会的なものを作るかもしれない。
ReplyDeleteとてもいいテーマだったよ。古着とか学校で売った方が楽しいんではないんだろう。私はほとんど古着を買って、なぜか、お金を使いたくない。でも、古着の中で、いつもすごく面白いものを見つけるよ。 私はコンクールに入らないと思うのに、みたいですね。
ReplyDeleteフィル